こんにちは、ペディアです。
いまだにコロナ収束が見えない現状ですが各産業のカンフル剤としてスタートした各種go to系キャンペーンですが概ねうまくいっているようです。
今回はその中でもgo to eatについてとことん深堀してみたいと思います。
そもそもgo to eatとは??
go to eatは農林水産省が企画しているキャンペーンで、飲食店の利用の際に金銭的な補助を行うというものです。
↑が農林水産省の公式HPです。ここの情報メインとして考察していきます。
go to eatはどのような種類があるの??
go to eatは大きく分けて2種類があります
- プレミアム付き食事券の発行
- オンライン飲食予約の利用によるポイント付与
個人的に私のような庶民にとってお得度が高いのは2のポイント付与の方なので今日はこちらをメインにお話ししますが、1の食事券について簡単に触れると
- 1枚12,500円分のお食事券が10,000円で買える(20%お得!)
- 一度に2枚まで購入可能
- 使用時は1枚単位で使用し、お釣りは出ない(要注意!!!)
- 食事券発行は各都道府県の委託事業者が行う
- 食事券発行は準備のできた都道府県から順にスタート
- 1月まで販売、使用期限は3月まで
というルールです。お得な食事券を買ってそれを使うだけなのでとてもわかりやすいですね。
ただしお釣りが出ないので12,500円以下のお会計で使うと損してしまいます。また仕様期限もそこそこ短いので注意ですね。
素朴な疑問ですが一度に2枚まで購入可能というのはまた並び直せば買えるのでしょうか?2名以上で並べば人数に応じて購入できるのでしょうか?まだ東京ではスタートしていないので謎です。
ポイント付与とは??
それではgo to eatの本丸であるポイント付与について説明します。
- go to eat対応の予約サイト(ぐるなびとかHot Pepperなど)からgo to eat飲食店をネット予約する
- お店に行って食事を楽しむ
- 好きな方法で支払う(現金でもクレカでもQR決済でもなんでもOK)
- 予約サイトに応じた飲食用のポイントが貯まります
- 貯まったポイントを使う
順番に詳細を話していきます
1 予約する
これらの予約サイトがgo to eat対応の予約サイトです。どこを使っても良いと思いますが使い慣れているところで良いと思います。
特になければHot Pepperが掲載店も多く使いやすい印象です。また比較的高級店は一休.comなどがいいかもしれません。
各予約サイトごとに貯まるポイントの種類は異なりますが(例えば食べログはTポイントが貯まります)これらどれも飲食店用にしか使えず、おそらく現金化は容易ではないです。なので貯まるポイントの種類は気にせず自分がいきたいお店の多さで選ぶと良いでしょう。
予約の際はコースにしなくても席だけ予約でも大丈夫です。
2 お店に行く
実際に予約した時間にいきましょう。特にgo to eatで予約したと伝える必要はないですが不安であれば一応その旨入店時に伝えると良いでしょう。
好きなものを好きなだけ食べて飲んで楽しんでください!!
3 支払う
お会計も特に変わったことはありません。現金払いしかダメなどということもないのでクレカなどポイントが貯められるならしっかり貯めましょう!
これは推測なのですが支払いで上記の食事券を使うこともできるのではないでしょうか?可能であれば利益効率が跳ね上がるので詳細なシミュレーションは後述します。
4 ポイントが貯まる
お店が予約したあなたが来店したことを予約サイトにフィードバックすることでポイントが付与されます。
どうやら来店から1週間程度のラグがあるようです。なのでおそらくまだ誰もポイントをもらえてないのではないでしょうか?
ポイントが各種の予約サイトに分散すると管理も使用も難しくなるのでどこか一つに絞るのが良いと思います。
また肝心なポイントの量ですが15時までの予約だと1名あたり500ポイント、15時以降の予約だと1名あたり1,000ポイントが付与されます。もちろん1ポイントは1円換算です。
ポイント付与対象人数は10名が最大で11名以上だとお得感が薄れてしまいます。(残念だなーのび太、このgo to eatは10人乗りなんだwwという現象が全国で起こりそうですね)
また1日の最大獲得量や同一店舗利用に関する上限などは各予約サイトごとに異なっていますのでご確認ください。
また複数人で飲食した場合ポイントは予約した人に一括で付与されます。ここも重要なポイントですね。
またポイントは期限付きなのでそこも各予約サイトのルールをしっかり確認してください。Hot Pepperはポイント加算日の翌々月末とのことですので、60〜90日程度ですね。そこそこ短いかも。大量に貯めるよりも細かく使っていった方がいいですね。
5 ポイントを使う
貯まったポイントは同じように飲食店を予約した際に支払いに当てることができます。(食べログで貯めたTポイントもネット予約のみでお店での支払いには使えないようです)
なので必然的に席のみ予約ではなくコースでの使用が前提になります。もちろんgo to eat対応店に使えば来店時にまたポイントが貯まります。
前述の通りポイントは期限付きですし、ポイントロンダリングによる現金化も困難なのでさっさと使ってしますのが吉です。
ポイント付与はどの程度お得??
go to eatの仕組みは一通りご理解いただけたかと思いますがそれではどの程度お得なのでしょうか?
ランチ利用
go to eat対応店は比較的飲み屋さんが多いですがそういったお店もランチ営業していることがあります。ランチであれば1食1000円前後ですので還元率は驚異の50%以上となります。500円の昼食代補助があるようなものですね。
少し贅沢して1500円程度のランチにっても実質1000円ですし、500円のランチであれば実質タダ!!そんなのあり????
夕ご飯または一人飲み利用
15時以降は1000ポイントなので例えば2000円くらいの夕ご飯を食べても実質1000円、居酒屋で3000円使っても実質2000円。なんともお財布に優しい金額帯ですね。
さらにラーメン屋や蕎麦屋など比較的単価の安い店を探せれば実質タダに近い金額で食べられるかもしれません。実際家の近くには夜でも1000円で刺身定食が食べられるお店があり、大変美味でした。
食事券との併用
go to eatの食事券を支払いに使うのが最大効率だと考えられます。
仮に5人で25,000円の支払いであった場合実質の支払いは15,000となります。
もーーーっと得したいんじゃあああという人向け
ここから先はルールに則った上であまりお上品ではない利用方法のご提案です。
人の道を踏み外した邪法ではあるもののその分強力なテクニックです。
レベル1 ポイント現金化
散々ポイントの現金化はできないと書きましたが私の思いつく範囲で一つだけ方法があります。
それはあなたが主催の飲み会があった際に、ポイントで予め支払いを終えておき、参加者から参加費を徴収するという方法です。
ただ参加者を含めて誰一人損はしていないのですが、万が一露見した場合、せこいと思われる、そのためにわざわざ飲み会を企画したのでは、などとと汚名を着せられるリスクがあります。
レベル3 会社の人などとランチ
もしその日にランチに行く場所が決まっていて、そこが対象店であれば予約してしまいましょう。気の利く人と思われる可能性もありますが、同類がいた場合は企みが露見する可能性があります。
これも誰も損していないはずなのですがやはり誰かが1人だけ利益を得ているということをなかなか人は許せないものです。会社の人の場合今後の自分のキャリアに響く可能性も否定できません。
なのでバレない自信があるならこそっと予約してしまうのもアリかもしれません。席の確保の名目で一足先に店についておけば証拠隠滅も容易いでしょうwww
リスクは比較的高いですがその分得られる利益は大きく、例えば4人で行けば2,000ポイントを独占できます。5日で10,000ポイントになる計算です。恋人とのちょっといい食事代くらいになります。
レベル5 10人規模の合コンや飲み会などを多数企画する
10人でお店を利用すれば一気に10,000ポイントが貯まります。自分の食事代を除いても5,000円分程度の利益が生まれるでしょう。
また次回の飲み会の代金の一部を予めポイントで支払うことで現金化もできて一石二鳥です。
ただ人数が増えれば増えるほどgo to eatのポイントについて突っ込んでくる強敵が現れる可能性が高まります。この強敵をいかに鎮めるかもホストであるあなたの重要な仕事です。放置しておくと楽しい飲み会が台無しにされる危険があります。
余談ですが過去に自分が主催した飲み会の料金が一人4,980円で会費を5,000円としたところ20円分の詐欺だと罵られたトラウマがあります。その方曰く主催には大量のお釣りを準備する義務があるとのことでした。彼のことは強敵を超えて負け確イベントボスと思っています。
レベル10 1店1品でひたすらハシゴ
もはやポイントの亡者と化した方向けのテクニックです。
席料なし、お通しなしの格安店を周りポイントを回収します。1店の支払いを500円以下に抑えれば20店ハシゴで10,000ポイントを荒稼ぎすることができます。1ヶ月継続すれば30万ポイントになり、打って変わってリッチな食生活ができます。
まさに恥を恥と思わない狂人の所業で、よほどハートが強靭でない限りは途中で心が折れて廃人となるでしょう。
さらに道を極めたものは烏龍茶オーダー→支払い&退転→再度入店&烏龍茶という悪夢のループを完成させるでしょう。まるでウロボロスのような永久期間で、現代の歪みが産んだ錬金術と言えます。
農林水産省のエリート共はこんな最低なアイデアを思いつきもしなかったんだろうと冷笑しながら悲しいタイムアタックに挑みましょう。目指せポイント長者!!!
いかがだったでしょうか?
上手に使って食べて応援していきたいですね!!
また初めはgo to eatのポイント狙いだったとしても訪れたら凄く気に入って長く通う店に出会えるかもしれません。ご縁を広げる意味でもgo to eatは面白いかもしれませんね。
それでは!!